Time to cool it

そうそう毎日毎日日記に書く価値があるほど特別なイベントがあるはずもないので、そんなときは、The Economistの記事で目に付いたもの、面白そうだと思ったものを、備忘録的にメモしておくことでお茶をにごすことにする。
ちなみにThe Economistを読み始めたのは、インドで働いていた会社の社員食堂の隣に図書室があって、そこに置いてあったのがきっかけ。他にもTimeとかBusinessWeekとかUS Newsとかもあって、しばらくはいろいろ読み比べてみたけれど、きちんとした経済分析や統計的手法に基づく良質な記事が一番多いように思えたので、途中からはThe Economist一本になった。
ただ、The Economistの英語は難しい。分からない単語は、できるだけ辞書で引いて覚えるようにしてきたが、今でも分からない単語がバンバン出てくる。BusinessWeekなんてほとんど辞書無しで読めたけど、こちらはそうもいかない。いつの日かスラスラ読めるようになる日がくるのかな。

それはさておき、記念すべき1回目にピックアップした記事はこちら"Time to cool it"。冷蔵技術は、昔からあってあまり注目もされない”ダサい”技術だったけれども、最近になって新しいテクノロジーがいくつか研究されていて、コンピュータのCPU等の電子機器の冷却への応用が期待されているそうだ。技術的な詳細はよく分からないけど、CPUからの放熱はその性能の上昇につれて幾何級数的に上昇し、既存技術をベースにした冷却は、その放熱を抑えるにはもう限界に近いところまできているらしい。今研究途上にある新しい技術が実用化されたら、この限界を乗り越えることができると期待されているわけだ。ふーんなるほど。
PC内部の機器のことはまったく分からないが、たしかに今仕事で使っているHPのノートPCも、30分も使っていると手が汗ばむほどの放熱を始め、不快なことこの上ない。実用化される日が待ち遠しいですな。