6858小野測器

6858小野測器のQ4決算は、売上・利益とも事前業績予想を上回って着地しました。この会社の予想については、売上さえ達成すれば利益は必ず上ブレすると分析しましたが、いかんせん売上が減少傾向にあったので(Q1 5408M -> Q2 4481M -> Q3 3236M)、そもそも売上が下ブレするリスクがあると考え、購入しませんでした。しかしながら、蓋を開けてみれば、Q4の売上は6004Mと、これまでのトレンドを裏切るV字回復を見せました。消費財を販売する企業ではこのようなことは滅多にありえませんが、生産財を販売する企業では、出荷のタイミングのズレ等、四半期の間で売上が大きく増減することもありえるのかもしれません。今後は、そのような点も考慮に入れて投資の意思決定を行おうと思います。