ヘッドハンター

もう昨日のことですが、エグゼクティブサーチR社のヘッドハンターに会いました。特に転職するつもりはないので一度断ったのですが、それにもめげずに会いたいと言ってきたし、近所まで来てくれるということなので、社会勉強のつもりで出かけました。エグゼクティブサーチの世界ではまあ著名な会社のひとつであるようです。


自分のことについても色々聞かれたけれども、僕も色々と質問してみた。その他印象に残ったことなども含めて、とりとめもなくメモ。

  • 彼は1日5〜6人、年間では800人くらいの人にインタビューする。そのうち成約に至るのは年に10〜20件くらい。
  • エグゼクティブサーチ会社には、めぼしい人をピックアップする専任の担当者(リサーチ)がいる。
  • 質問内容は、学歴、仕事の内容、今後のキャリアの展望、英語がしゃべれるか、資格、年収。年収は、話もはずんでかなり打ち解けた、一番最後に聞いてきた。
  • 仕事の内容についてえらく根掘り葉掘り聞くので、なんでそんな細かいことまで聞くのかと逆に質問したら、泥臭い仕事もやってきたかどうかを知りたい、とのことだった。つまりは、働く環境を選ばずに、どこでもやっていけるかどうかを知りたいのかもしれない。
  • キャリアのことで相談したいことがあったら、仕事になるかどうかに関わらず、いつでも連絡してくれてかまわない、とのこと。
  • おせっかいかもしれないが、スーツや鞄は、別にそんなにいいモノでもないようだった。エグゼクティブサーチだったら役員クラスを相手にすることもあると思うのだが、もっと仕立てのよいものを着こなさなくてもよいのだろうか。



振り返ってみれば、ちょっとしゃべりすぎたかな、とも思う。もう少し話す内容を選んでもよかったかもしれない。うまくしゃべらされたということだろう。まあ彼も自分自身のことをオープンに話してきたから、それに呼応してこちらもオープンになったような気がする。もちろん本当に腹の底を見せているとは思わないが、少なくとも、自分がオープンであると相手に印象付けることができる程度に比例してしか、相手をオープンにすることはできないということなのだろうな、と思う。


今後ヘッドハンターに会うことがあったら、今回と違うアプローチを取るだろうか、分からない。いずれにせよ、もう一人くらいあって経験地を上げてみるのがよいかもしれない。


1300円もするモロッコ・ミントティーご馳走様でした。大変おいしくいただきました。